「あおきいろ」養老孟司先生の考えるいい人生とは

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こんにちは!

3児の母でアラフォー主婦のアルパカママです

先日 NHK の「あおきいろ」という番組で

「おしえて!せんせい」

というコーナーを見ました

10歳の男の子(たろう君)からの質問で

Q.いい人生って何ですか?

という質問がありました

そんな疑問に答えてくれる先生が解剖学者の養老孟司さんでした

養老先生は長い間生き物の体の中を研究してきたお医者さんで大の昆虫好きでもあります

さて先生はどんな答えを返してくれるのか

「難しいな…」と呟きながら筆を取る先生

おもむろに万年筆で手紙を書き始めました

「 質問は短いけれど内容はとても大きな問題です

人生は今では100年ぐらいありますがそれが 人生という一言

いわば1秒くらいになってしまうことになります

それが言葉の怖いところです

まずいい人生だと決めるのは誰でしょうか

例えば私は84歳です

私の人生が良かったかどうか自分で考えるとまだ結論が出ません

この先とんでもなく悪い人生になるかもしれないからです

つまり死んでみなけりゃ人生全体の結論は出ないわけです

死んだら結論が出るのか

その時には私はいませんからいい人生だったかどうか決められるのは死んだ私ではない

生きている人だけです

ではいい人生かどうかを決められるのは自分以外の人だけかしら

それも変ですね

自分で決められるのはどう生きるか

つまり生き方だけです

たろうくんもそれが聞きたいのではないかと思います

私自身はといえばその時々で必要なことをやり

時間があれば本を読んだり虫取りをしたり

つまり好きなことをする

好きなことをしている時は無心になります

森の中で無心に座ってるとそれまで見えなかった虫が見えてくる

時間が 過ぎ去るのを忘れ、いい人生なんて考える暇はありませんでした

「あーしようこうしよう」「いい人生を送ろう」そんなことは思わずに目の前の必要な作業をする

いつもとは言いません

時々無心になれる好きなことがあればいい人生なんじゃないでしょうか」

バタバタと朝の家事をしながらたまたま見た番組なのですが とても印象に残りました

80年以上生きている 著名な方の言葉なので より重みもありました

私は育児のために 数年前に仕事を辞めました

専業主婦として 過ごす日々の中、 このままでいいのかと考えることが最近多かったので 、何かひとつ 生きるヒントをもらえたような気持ちになりました

人生に正解はない

でも何か没頭できるような好きなことがあればそれはいい人生である という言葉に深く共感しました

子育てに追われる日々の中で 私は今を楽しめているだろうか

充実した日々を送るために この言葉を胸置いて行きたいと思います

とても素敵な言葉だったので 皆さんにシェアさせていただきます

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