「あおきいろ」野口健さんの「こわさ」との向き合い方

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こんにちは!

3児の母でアラフォー主婦のアルパカです

NHKの「あおきいろ」という番組の中に

「おしえて!せんせい」のコーナーがあります

今日の疑問のお手紙は

「 僕は怖がりで弱虫です そんな自分が嫌いです

怖さに打ち克つためにはどうしたらいいですか」

たけぞう(11歳)

そんな健人さんの疑問に答えてくれる今日の先生は登山家野口健さん

野口先生は世界で一番高い山エベレストに登ったことがある 先生です

さて先生はどんな答えを返してくれるのかな

「「こわがり」というのは大切なこと

実は僕もとっても怖がりです

ヒマラヤに挑戦するときはいつも怖くて

でもね、その怖がりに助けられたことがあります

2度目のエベレスト挑戦の時のこと

頂上まであと400 メートル

やっとの思いでエベレストに登頂できると思ったその矢先

悪天候に

そのまま登るのか引き返すのか

山頂を目前に僕は追い詰められていた

迷ったときには自分の頭の中でイメージを膨らませます

まずは頂上にいる自分の姿を想像する

次に生きて下山をしている自分の姿

しかしその時は頂上にいる自分の姿しか頭の中に映らなかった

「死ぬぐらいなら逃げたほうがいい」と下山を開始

一緒にいた仲間は「僕は頂上を目指すよ」と一人山頂へ

山頂に背を向けた僕は「こわさに負けてしまったのか」と自分を責めた

しかし僕は生きて帰り、山頂に向かった彼は遭難した

僕はその経験から学んだのは生きていく上で「こわがる」ということはとても大切なこと

僕は子供の頃から頭の中で よく本を読んでは、まるで映画みたいに頭の中で映像化していた

リアルに想像していたんだね

想像する力ってとっても大切なことなんだよ

2度目のエベレストには登れなかったけれど

でも生きてさえいればチャンスはある

その次の年僕は3度目の挑戦でエベレストに登頂!

ね、逃げたって最後に登れればそれでいいんだよ」

野口健さんの暖かいお言葉が心に残りました

「こわがり」という言葉はマイナスのイメージですが、実はこれから起こり得る様々な危険を脳内でシュミレーションできる能力なのですね

子どもも赤ちゃんの頃は怖がらなかったのに少し大きくなってから怖がるようになるというがあります

それって色々な経験を経て、少し先の未来を予測して危険を回避する能力を得たということなのかな?

大胆な子と慎重な子の違いもこの「こわがる」感覚の程度の差なのかもしれませんね

そしてやはり読書って大事だなと思いました

読書を通して様々なシチュエーションを映像化し擬似体験できるって生きていく上で大きな力になると思います

読書があまり好きでない我が家の姉弟(^_^;)

なんとかもう少し本に親しめるようにしなきゃなぁ

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