あおきいろの「おしえて!せんせい」のコーナー
今回の質問は「将来の夢って決めなきゃいけないですか?」
この質問に答えてくれるのはトップアーティストのために 振付を担当する MIKIKO 先生
先生はいつ自分の将来の夢を決めたのでしょうか?
質問を読み
「将来の夢って決めなきゃいけないのですか…
うーん…難しい…」
と呟くMIKIKOせんせい
回答のお手紙を書き始めます
「りょうたろうくん、質問ありがとうございます
これからの人生においてとても大切な質問ですね
答えを先に言うと夢は今決めなくても良いと思います
その代わり目標を決めて生きてみるのはどうでしょうか?
りょうたろうくんの今の夢はプロ野球選手になることですよね?
日々の目標に向かって一生懸命生きていたら
ある日、目の前に道が開けて
「あ!こっちに行けばいいんだ!」とひらめきがもらえます
もしかするとそれはプロ野球選手ではないかもしれません
監督やコーチやトレーナーさんのように支える人になりたくなるかもしれません
最初にプロ野球選手になりたいと思って努力したことがその職業に導いてくれたことになります
実際私は高校生の時にプロのダンサーになりたいと思って、毎日 一生懸命レッスンを受けていました
ある日その夢は叶って次に踊りを作る人
すなわち振付師になりたいと思うようになりダンサーをやめました
その次に演出家になりたいと思うようになり今の演出振付家という職業に導かれました
プロダンサーになりたいと思っていた時からは想像もできないことでした
でもその時の努力が今の職業に導いてくれたのです
将来の自分のために今、目の前に立てた目標に真剣に取り組むことが明日の自分を作ってくれ
その積み重ねがりょうたろう君が存在する意味を教えてくれるはずです
「 自分は何になりたくなるのかな?」とワクワクしながら過ごすのも素敵です
夢中になれる事が見つかったら徹底的にその世界に向き合ってみて下さい
それが将来の職業には結びつかないかもしれませんが、りょうたろうくんという人間を豊かにしてくれるはずです
いくつになっても夢中になって何かをしている人は輝いています
そんな人になってほしいなと思います」
MIKIKO先生の素敵な回答でした
たしかに仕事でも趣味でも夢中になって取り組んでいる姿は素敵ですよね
夢中になれるものに出会えたら人生は豊かになるだろうし、世界が輝いて見えるかもしれない
子育ての方針で迷ったとき、遠い将来のためにとりあえず勉強させるよりも
何かその子が得意なこと、楽しめることを一緒に探してそれを伸ばしてあげれたら
それがきっとその子の生きる力になるだろうなと思いました
そして自分自信もいくつになっても夢中になって楽しめることを探し続けたいものです
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